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NISAの成長投資枠で買える資産クラス5選|新興国・債券・リート・金・高配当

NISAの成長投資枠で買える資産クラス5選|新興国・債券・リート・金・高配当を解説

新NISA 成長投資枠 資産分散

「オルカン・S&P500以外に何が買えるの?」NISAの成長投資枠は年240万円まで株式以外の資産クラスにも使えます。新興国株・債券・リート・ゴールド・高配当ETFそれぞれの特徴と、どんな人に向いているかを整理します。

📋 今回の記事のポイント
  • 成長投資枠は株式以外の資産クラスにも活用できる
  • 新興国・債券・リート・ゴールド・高配当ETFの5種類を解説
  • 資産クラスごとに「向いている人」「向いていない人」を整理
  • つみたて枠との組み合わせ方も紹介

成長投資枠でどんな資産が買えるか

NISAのつみたて投資枠(年120万円)は長期積立に適した投資信託に限定されますが、成長投資枠(年240万円)はより幅広い商品に対応しています。

資産クラスつみたて枠成長投資枠
国内・先進国株式インデックス
新興国株式
債券ファンド
リート(不動産投資信託)
ゴールドファンド
高配当ETF
個別株

📌 債券・リート・ゴールド・高配当ETFは成長投資枠でしか買えません。これらをNISAの非課税枠で持ちたい場合は成長投資枠の活用が必須です。

① 新興国株式

中国・インド・ブラジルなど新興国の株式市場に投資する資産クラスです。先進国株式より高い成長率が期待できる反面、政治リスク・通貨リスク・流動性リスクが高くなります。

代表的なファンド信託報酬特徴
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.1518%低コスト・幅広い分散
SBI・iシェアーズ・インド株式0.36%インド集中・低コスト
iTrustインド株式0.9828%インド集中・高成長期待
向いている人

先進国株式だけでは物足りない・インドなど特定地域の成長を直接取りたい・長期保有でリスクを許容できる人。オルカンにも新興国は約10%含まれますが、比率を上げたい場合に有効です。

⚠️ 新興国は通貨リスクが大きく、政情不安や規制変更で急落するリスクがあります。ポートフォリオ全体の10〜20%程度に抑えるのが一般的です。

② 債券ファンド

国や企業が発行する債券に投資するファンドです。株式より値動きが穏やかで、株式市場が下落する局面でポートフォリオ全体の安定剤になります。ただしNISAの非課税メリットを活かしにくい側面もあります。

種類リスク利回り目安特徴
国内債券(日本国債)0.5〜1%程度安全性高・利回り低め
先進国債券(外国債)2〜4%程度為替リスクあり
新興国債券4〜6%程度高利回り・高リスク
債券はそもそも利子(インカムゲイン)が主な収益源ですが、NISAの非課税効果は「値上がり益」で最も発揮されます。値動きの少ない債券はNISA口座より特定口座(源泉徴収あり)や課税口座で持つほうが効率的という考え方もあります。
向いている人

50代以降でリスクを落としたい・暴落時の精神的なクッションがほしい・株式100%のポートフォリオに不安を感じる人。若い世代で長期運用できる場合は株式比率を高めるほうが効率的なケースが多いです。

③ リート(不動産投資信託)

複数の不動産(オフィス・商業施設・住宅・物流倉庫など)をまとめて運用するファンドです。賃料収入を原資とした分配金が定期的に受け取れるため、インカムゲイン目的の投資家に人気があります。

代表的なファンド信託報酬分配利回り目安
ニッセイJリートインデックスファンド0.275%3〜4%程度
eMAXIS Slim 国内リートインデックス0.187%3〜4%程度
iシェアーズ 米国リートETF0.22%3〜5%程度
向いている人

定期的な分配金(インカムゲイン)がほしい・不動産へのエクスポージャーを持ちたい・株式・債券と異なる値動きで分散したい人。NISA口座なら分配金も非課税になるため、高配当系との相性が良いです。

⚠️ リートは金利上昇局面で価格が下落しやすい特性があります。2022〜2023年の金利上昇期に多くのリートが大きく値下がりしました。金利動向に注意が必要です。

④ ゴールド(金)ファンド

金(ゴールド)の価格に連動するファンドです。株式・債券との相関が低く、インフレヘッジや有事の際の安全資産として機能します。配当・利息を生まない資産なので、値上がり益狙いの長期保有が基本スタイルです。

代表的なファンド信託報酬特徴
三菱UFJ 純金ファンド(ファインゴールド)0.99%国内金価格連動・円建て
iシェアーズ ゴールドインデックスF0.5085%国際金価格連動・低コスト
SMT ゴールドインデックス・オープン0.375%為替ヘッジなし
向いている人

株式暴落時のリスクヘッジがしたい・インフレに備えたい・ポートフォリオ全体の値動きを安定させたい人。全体の5〜15%程度の組み入れが一般的です。

⑤ 高配当ETF

配当利回りの高い株式を集めたETFです。値上がり益よりも配当収入(インカムゲイン)を重視する投資スタイルに向いています。NISA口座では配当金も非課税になるため、課税口座で持つより有利です。

代表的なETF対象配当利回り目安
VYM米国高配当株約3%
HDV米国高配当株約3.5%
SPYD米国高配当株約4〜5%
SBI日本高配当株式(分配)ファンド日本高配当株約3〜4%
高配当ETFはNISAで保有すると配当金が非課税になりますが、配当の自動再投資はできません。受け取った配当を手動で再投資する手間が発生します。複利効果を最大化したい場合は再投資型の投資信託のほうが効率的なケースもあります。
向いている人

定期的なキャッシュフローがほしい・配当金を生活費や再投資に使いたい・値動きより安定収入を重視する人。長期の資産形成目的なら成長株インデックスのほうが効率的なことが多いため、目的に応じた使い分けが重要です。

資産クラス比較まとめ

資産クラス期待リターンリスクインカム主な目的
新興国株式成長取得
債券低〜中安定・分散
リート分配金・分散
ゴールドなしヘッジ・分散
高配当ETF配当収入

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おわりに

成長投資枠は「株式以外も買える枠」として活用できます。ただし資産クラスを増やせば必ずしもリターンが上がるわけではなく、目的なく分散しすぎるとパフォーマンスが中途半端になるリスクもあります。「なぜこの資産を持つのか」を自分なりに説明できる構成にすることが、長期で続けるうえで最も重要です。

※本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。投資は自己責任でお願いします。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。

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